涙雨(永田さんを偲んで)
2018年4月22日
涙雨(永田さんを偲んで)
大津留公彦
「今夜通夜会場分からぬ」と聞きたるが会館にありし友の名前が
通夜の儀は終わりておりぬ線香のみあげさせて貰う平服なれど
「防災会に復帰して貰えるかと思ってました」言いつつ涙ぐみてしまいぬ
奥様の「一年の予定が一年半生きてよかった」と語るを聞きて言葉返せず
防災マニュアル作成に君の貢献あり数年かけし議論も後の
新しく出来たる葬祭場に初めて入るが君のお通夜と思いはせざりし
突然に卯月に来たり涙雨告別式を濡らしておらん
今まさに告別式は行われ読経の進む頃にてあらん
今まさに出棺の時さようならお世話になりました永田信さん
一首選んで頂けると有難いです。
« 身の処し方 | トップページ | 母の歌7(最期) »
「短歌」カテゴリの記事
- 日本被団協のノーベル賞受賞2(2024.12.12)
- 日本被団協のノーベル賞受賞1(2024.12.12)
- 原敬と議会政治2(2024.12.11)
- 原敬と議会政治1 (2024.12.10)
- 枇杷の花(2024.12.09)
トラックバック
この記事へのトラックバック一覧です: 涙雨(永田さんを偲んで):
» 保育園利用出来ない人が未だに多数・原因は政治か?行政か? 選挙に関係ないと政治治家は関心ないのか? [国民の生活が第一は人づくりにあり]
保育園利用出来ない人が未だに多数・原因は政治か?行政か? 選挙に関係ないからと政治家は関心ないのか? 「子どもの預け先が見つからず、離職が頭をよぎった」。東京都練馬区の男性(34)は、保育園に入るための「保活」を振り返る。 夫婦ともに正社員。昨年3月に第1子が誕生した。昨年12月から育児休業を取得。今年1月に妻が職場復帰した。「所属部署で男性が育児休業を取るのは初めて。上司が『4月に戻るなら』と後押ししてくれた」、に関連する最新のWeb情報を引用すると、... [続きを読む]
« 身の処し方 | トップページ | 母の歌7(最期) »
コメント