おは!twitter俳句(と京都)
26日ー27日と京都に行ってきました。
文団連の全国交流集会参加のためでした。
会議では初めてパネラーというものを務めました。
26日は祇園で懇親会がありその後四条河原町や先斗町経由、岡崎のホテルまで市内を歩いて帰りました。
27日は予定のない午前にホテルから銀閣寺まで歩きそのあと哲学の道を通って銀閣寺まで行きました。
午後は新日本歌人京都支部の方たちと昼食をし、歌会にも参加しました。
組織強化の訴えをしてきました。
(後の連絡では早速新日本歌人の購読者が二名増えたようです。)
その後京都文連主催の「きょうぶんまつり」に参加し、文団連の仲間と東京に帰ってきました。
歩きすぎて足にまめができました。
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この一週間の俳句です
私の俳句: @twryossy
私のコメント: ★
2018年05月28日(月)
@twryossy 東山の茂りの中を吟じ行く 公彦
★昨日は銀閣寺ー哲学の道ー南禅寺と歩きました。
【今日の季語3073<151】茂(しげり):三夏の植物季語で「茂る」「茂み」「茂し」などの別形傍題も。草木に覆われた夏山全体を表すこともあり、近景の樹木や草の葉が密生した状態をいうのにも用いる。◆灯ともせば雨音わたる茂りかな(角川源義) #jhaiku #kigo
【今日の季語3073:別記①】シゲリ(茂)は動詞シゲルの名詞形にあたるが、このような対応は、カヲリ:カヲル(薫)、ヒカリ;ヒカル(光)、ノゾミ:ノゾム(望)などのように規則的に見られる。 #jhaiku #kigo
【今日の季語3073:別記②】上記の関係にある両語を人名に用いる場合には、女性には名詞形、男性には動詞形を当てる傾向が認められる。後者については、政治家吉田茂(シゲル)、源氏物語に登場する光(ヒカル)源氏・薫(カヲル)大将などの名がその適例。
2018年05月27日(日)
@twryossy 迎え梅雨都に夢の降る如く 公彦
★文団連全国交流集会で京都にいます。今日は快晴ですが明日は雨のようです。
【今日の季語3072<150】迎へ梅雨(むかえづゆ):初夏の天文季語で「走り梅雨」とも。五月末頃にしばらく梅雨時のような空模様になることがある。その後再び晴れ間が戻るが、やがて本格的な梅雨を迎える。◆草も樹も手をつなぎあひ迎へ梅雨(鷹羽狩行)
【今日の季語3072:別記】例句の数の上では本題よりも傍題「走り梅雨」の方が圧倒的優位に立つ。「走り蕎麦」「走り茶」「新走り」などの生活季語に類例を見る「走り」の語感が好まれるためであろう。
2018年05月26日(土)
@twryossy 鈴蘭の香の演題に詩の礫 公彦
★和合亮一さんの啄木祭での詩の朗読は会場に感動の波を広げた。ご参考 http://app.m-cocolog.jp/t/typecast/223234/190315/89298434…
【今日の季語3071<149】鈴蘭(すずらん):初夏の植物季語で「君影草(きみかげそう)」の別名も。五六月にかけて釣鐘状の白い小さな花を茎一列に付ける。可憐な姿と芳香が愛されて栽培もされるが、花や根に強い毒性がある。◆鈴蘭や径白馬へひとすぢに(武石佐海)
2018年05月25日(金)
@twryossy 冷奴他には要らぬ父なりし 公彦
★父の口癖であった。私は他にもいろいろ欲しいが。
【今日の季語3070<148】冷奴(ひややっこ):三夏の生活季語で「冷(ひや)豆腐」とも。豆腐を冷やして醤油と薬味で食べる涼味豊かな夏の料理。「奴」の名は、豆腐の四角形が奴の着物の紋に似て「奴豆腐」と呼ばれたところから。◆何ごとも半端は嫌ひ冷奴(鈴木真砂女)
2018年05月24日(木)
@twryossy 葬儀場前卯の花腐し浴びて過ぐ 公彦
★昨日の夜の雨は小糠雨だった。
【今日の季語3069<147】卯の花腐し(うのはなくたし):初夏の天文季語。卯の花が盛りの頃、春雨と梅雨の間の時季に降り続く長雨をいう雅称。クタシは自動詞クツ(腐)に対する他動詞で《台無しにする・腐らせる》の意を表すクタスの名詞形。◆さす傘も卯の花腐しもちおもり(久保田万太郎)
2018年05月23日(水)
@twryossy 歌ヲ詠ミ俳句ヲ吟ジ新茶カナ 公彦
★明治33年のこの句が下敷きです。
謡ヲ談シ俳句ヲ談ス新茶哉 子規
【今日の季語3068<146】新茶(しんちゃ):初夏の生活季語で「走り茶」とも。晩春の「茶摘」で摘み取った茶葉で製造された今年の茶。これに対する前年のものは「古茶」と呼ばれこちらも同季傍題の扱いを受ける。◆走り茶の針のこぼれの二三本(石田勝彦)
2018年05月22日(火)
@twryossy 江戸川の辺り走れば麦の秋 公彦
★仕事が変わり土日休みとなったのだがいろいろ予定があって走れない。
【今日の季語3067<145】麦の秋(むぎのあき):初夏の時候季語で「麦秋」の漢語形傍題も。麦が黄熟して刈り入れを待つ五月下旬頃をいう。「秋」には、穀物に関する意符「禾」が示すように《収穫の時》の字義もある。◆麦秋や老ゆるに覚悟などいらぬ(水津八重子)
ーーー
以上です。
愛知・三郷・東京・関西啄木祭
http://www.shinnihonkajin.com/gyoji/2018年%E3%80%80啄木祭/
短歌は新日本歌人
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