今日はサラダ記念日
「この味がいいね」と君が言ったから七月六日はサラダ記念日 の歌は実際にはサラダではなく、鶏の唐揚げをカレー味にしたら“いいね”と言われたからで、唐揚げでは重いのでサラダにして、初夏とサラダの音の響きから7月にして、何でもない日こそ記念日にしたいと考え、6日にしたそうです。
この時期この記事がよく読まれる。
サラダ記念日は何故7月6日?
2010年2月25日 (木)
サラダ記念日は何故7月6日?
こんな記事だ。
「この味がいいね」と君が言ったから七月六日はサラダ記念日 たまたま七月六日のような感じがするが、この日は考えられた日だ。 7月7日の七夕の物語の日ではなくその一日前の日なのだ。 短歌をよむ (岩波新書) にはこの歌の作成過程が書かれている。 最初は 1. カレー味のからあげ君がおいしいと言った記念日六月七日 次に 2.「カレー味がいいね」と君が言ったから今日はからあげ記念日とする そして 3. 「この味がいいね」と君が言ったから七月六日はサラダ記念日 と変遷している。実際の日付と料理メニューは、事実からは変更されている 七月六日という設定が巧みに考えられている。 何気なく作られたような万智ちゃんの歌には実は作歌の技術が散りばめられている。
朝日新聞デジタルによると、俵さんは『サラダ記念日』から30年が経った今、短歌に対してどのような思いを持っているかについて、以下のように話した。
歌はずっと作り続けています。生きることとずっと並行してありました。 短歌は日常の小さな感動や心の揺れに対応できる詩形であり、柔軟に対応してくれるのが魅力。年齢を重ね、住む場所が変わっても、歌に対するスタンスは30年前と変わりません。 (中略) 歌は誰かに頼まれて作るものでもない。歌人に限らず、何かでありつづけるのはたいへんですが、新作を楽しみにされる歌人でありたい。
新作を楽しみにしています。
この僕をいいねと君が言ったよね7月5日は君の誕生日 公彦
7月5日は妻の誕生日でした。
短歌は新日本歌人
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