沖縄から見える日本のすがた
今日以下の講演を聞きました。
タイトル 沖縄から見える日本のすがたー平和で生命の続く社会をつくるために必要なもの
講師 亀山統一(のりかず)(日本科学者会議沖縄支部)(琉球大学助教・森林保護学)
場所 三郷市文化会館中会議室
この会は他市で映画「カメジロー」を見て感動した96歳の田口仲子さんがこんな映画を三郷でもやりたいと人に喋ったことから病院の訪問介護の方を介して亀山先生につながり三郷の三つの病院の友の会が協力して実現した。
沖縄の自然から歴史、現在そして未来に向けての提言まであり、これまでのまとまった沖縄の話は少なくとも三郷では今までなかった。
会場の定員は70人だが立ち見も出る大盛況で、三郷に沖縄デーが出現した。
一人のつぶやきがどんどん広がりこういう集会になる三郷の市民の政治的敏感さに感心しました。
原水爆禁止世界大会に参加する東葛看護専門学校の若者たちも参加し二次会では年の差78歳の交流が実現しました。
私が知らなかった事実をランダムにメモします。
・沖縄の夏の温度は東京より低い。
・短歌や俳句はないが琉歌(8886など)がある
・マッカーサーが最初に降り立った日本は厚木ではなく沖縄。
・長崎の原爆は小倉に落とすはずだった天候が悪く原爆の効果を宣伝出来る写真が撮れないので長崎に落とし伊江島に帰った。
・今までに大きな核事故が二件あった。(水爆が海に落ちたまま、那覇からミサイル誤発射)
・日本にいる米軍は5万2千人でそのうち半分が沖縄にいる。世界最大で韓国の倍
・思いやり予算三千億円が日本から撤退しない理由。
・今後朝鮮の国連軍の指令基地である横田や沖縄の基地の役割は小さくされざるをえないだろう。
・沖縄の米軍基地の存在の根拠は安保条約でなく、地位協定と密約。
・沖縄の米軍基地が撤去された跡地の除染費用は2−3兆円と言われているが実際はその10倍位かかるかもしれないので米軍のやらせる必要がある。
・沖縄のアセスメントはデタラメなのでアメリカで裁判を起こせば勝てるかもしれない。
(500の生物の内15しか書かれてない等)
・日本のアセスメントの法整備は遅れており行政訴訟が出来ない。
・「オール沖縄」の統一要求の中に「日米地位協定の抜本改正」が入っている。
・全国知事会が「日米地位協定の抜本改正」を決議している。
題字(なしもとすすむさん作)
以下レジュメの目次です。
1、沖縄ってどんなところ
2、復帰前と復帰後の沖縄を比べてみる
3、沖縄の基地とその効果を知ってますか
4、では、こんな沖縄・日本の基地が、なぜ憲法のもとで今もあるのでしょうか
「日米安保条約」と「日米安保体制」・・・似てるのは名前だけだよ
5、「戦争する国・日本」への道
6、「オール沖縄」って何だ 沖縄の保革を超えた統一要求(2013〜)
スローガン ・オスプレイ配備撤回
・米軍普天間基地の閉鎖・撤去、県内移設の断念
・日米地位協定の抜本改正
twicasで中継しましたのでご興味のある方は全講演を御覧下さい。
〜
以下映像です。
最後の30分が抜けてます。
講演「沖縄から見える日本のすがた」講師亀山統一先生 1
講演「沖縄から見える日本のすがた」講師亀山統一先生 2
講演「沖縄から見える日本のすがた」講師亀山統一先生 3
講演「沖縄から見える日本のすがた」講師亀山統一先生 4
短歌は新日本歌人
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