青春の歌17(日光1)
2018年9月11日
青春の歌17(日光1)
大津留公彦
散り初めし桜小道を踏み分けぬ日光御苑の春は七色
輪蔵に向かいて一つ大あくび陽明門の装飾の美よ
小石踏む音のみ響く大猷院不意の静けさ落ち着かぬなり
家康の威信伝える東照宮人入り来るメーデーの午後
あまりにも静かなる寺抜け入りて寂しさ不意に吹きあぐるなり
日光の夏は暑さを知らぬらし鐘楼並ぶ寺の広さよ
寺にある静けさのみに入りしが祈祷守りを手にし出にけり
もみじ葉は我に踏まれて又一つ自然となりて土に近づく
一首選んで頂けると有り難いです。
私も三郷市の万葉歌碑を紹介しています。
短歌は新日本歌人
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