青春の歌68(1976年の歌)(交通ゼネスト)
2019年1月21日
青春の歌68(1976年の歌)(交通ゼネスト)
大津留公彦
ラッシュ時に脂ぎる頭髪満ちたるがやけに気になるスキーの帰り
奥志賀の白き幾日を過ごせしに光る頭髪満ちたるに違和
夏目きし離島よりの電話に思い出ずおほらかなりし人と海とを
我はじめて「家内」と呼べしと君の言いし初春を過ぎること既に一年
コスモス賞の候補に我が名を見つけては小区切りのつきし思いのしたり
営々と歌を連ねて四年なり現代に生きる実感求めて
夜に響く運転手と乗客の口論よストに疲れし労働者同士なり
ゼネストを歩き疲れて二日目の送迎バスに人らなごめり
一首選んで頂けると有難いです。
(私も書いています)
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2017年の大津留公彦の俳句
白木槿
「歌碑のある風景」を紹介します。
私も三郷市の万葉歌碑を紹介しています。
短歌は新日本歌人
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