青春の歌71(1976年の歌)(栄・繁治・百合子)
2019年1月28日(月)
青春の歌71(1976年の歌)(栄・繁治・百合子)
大津留公彦
涼しげに松の木の下佇める「栄」の墓に新しき卒塔婆
壷井家の墓を訪ねて感慨あり二度目の遭いは新しき卒塔婆
壷井家の墓の前にて九中総広げる我に君弾く「一筋の道」
五文字のみ書かれし百合子の陽の当たる野菊の二束水を吸う墓
百合子の墓簡素に窮り覆いたる李の青き実光り受け留む
白く輝く百合子の墓の上に生る李の一つ含みて酸っぱし
霊園の繁治・百合子に見守られ八中総を妻と読みたり
集まりの悪き会議よ市ヶ谷駅五月の夜風ネオンの上より
一首選んで頂けると有難いです。
(私も書いています)
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2017年の大津留公彦の俳句
白木槿
「歌碑のある風景」を紹介します。
私も三郷市の万葉歌碑を紹介しています。
短歌は新日本歌人
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