青春の歌72(1976年の歌)(夏に入る季節(とき))
2019年1月29日(火)
青春の歌72(1976年の歌)(夏に入る季節(とき))
大津留公彦
わがイニシャル描きし編み物間違えしと巻き取るネグリジェの君の可愛ゆし
熱こもる会議を終えし東西線虫飛び入り夏に入りたり
何物にも惑わぬ心の今をこそ書きとめておけ夏に入る季節(とき)
「部外者は黙れ」というに憤り 二人身思い心沈める
紫陽花の大木き小さき並び居てビラ入れる手に水が跳ねたり
水浴びるみこし衆のあとに着き買い物に行く夫を津れて
アメリカと民族資本の葛藤を見に感じつつ見積もり作業する
クーデター起こりて変わらぬ仕事なれどアジアの今日が机の上にある
一首選んで頂けると有難いです。
(私も書いています)
ーー
2017年の大津留公彦の俳句
白木槿
「歌碑のある風景」を紹介します。
私も三郷市の万葉歌碑を紹介しています。
短歌は新日本歌人
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