三月十一日
2019年3月12日(火)
三月十一日
大津留公彦
黙祷は北東に向き事務所にて三月十一日午後二時四十六分
官庁が黙祷皆で行うは良き習わしぞ民も如何か
立ったまま二分間黙祷続けたり省のアナウンスとネットラジオと
二万人の死者行方不明者を一瞬に作り出したる黒き津波よ
浜通りは海に向いて黙祷す怨みの海に恵みの海に
サイレンの鳴り終わっても黙祷を続ける人のいる楢葉町
黒い壁のような津波に妻の手が離れて行ったと浪江の夫
原発の再稼働を決議する埼玉県に住みて三月十一日
一首選んで頂けると有り難いです。
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(私も書いています)
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2017年の大津留公彦の俳句
白木槿
「歌碑のある風景」を紹介します。
私も三郷市の万葉歌碑を紹介しています。
短歌は新日本歌人
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