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2019年3月 1日 (金)

農耕民族

2019年3月1日(金)
農耕民族
大津留公彦

薔薇の芽の芽かきというを知らざりし 次の休みに妻とかこうか

薔薇の芽に柔らかき雨注ぎけり 直ぐに上がるは春雨なれば

盛大に汐吹き散らす大浅蜊台所辺り水びたしなり

別府湾に浅蜊を掘りし母若し薄き記憶に残るのみなり

一畝づつ耕して行こうこの国を他にやるべきことなどはない

春耕する農耕民族とはわれらなり狩猟民族は耕しはせぬ

孵化終えし飯蛸の雌死に給う 如月終わる頃のできごと

啄木も子規も貴方に学びたりキーンさん安らかにお眠り下さい

一首選んで頂けると有り難いです。

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(私も書いています)


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2017年の大津留公彦の俳句
白木槿
「歌碑のある風景」を紹介します。
私も三郷市の万葉歌碑を紹介しています。