青蔦と郭公
2019年5月25日(土)
青蔦と郭公
大津留公彦
山頭火と中原中也の弟は飲み交わすかな今もあの世で
一夜酒父の始めし子ども会 今に思えば子煩悩なりし
青き背に栗色の腹翡翠かな夏の季語とはやや腑に落ちぬ
水面のすれすれを飛ぶ翡翠を君は待つなりファインダー越し
廃屋にいのちをからむ青き蔦 北の大地の山の奥所に
青蔦は住まはぬままに茂るなり済まいしときよ何変わりなく
郭公の今年は啼かず啄木祭 無事終われどもやけに気になる
郭公の声透き通る三郷の街自慢するならこの澄んだ声
一首選んで頂けると有り難いです。
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