東京の啄木祭が終わりました
昨日の啄木祭は定員の120名の会場がほぼ一杯の大成功でした。
文化行事の三浦一人さんのソロコンサートは
この啄木祭の為のオリジナル曲「思郷」を含む以下6曲が披露されまし。
1.銀杏の木
2.憂鬱
3.親子時計
4.水目桜
5.思郷(石川啄木に贈る曲です)
6.希望のうた
二次会で亡くなったお父さんを歌う「親子時計」が良かったと複数から感想が出ました。
思郷の歌詞はこれです。
「思郷」 作詞/作曲・三浦一人
故郷を思う 母のような温もり 愛を探している
砂のように手に掬えば 幻 こぼれ落ちてく
赤く染まる煉瓦通り 移り変わる人の心に
取り残され 仔犬のように独りで震えている
山の奥に聞こえている 旅烏が夕暮れ鳴いている
故郷の山 募らせては この心重ねている
赤く染まる煉瓦通り 燃え盛れ 寒さに震えている
仔犬達を温めてよ 灯火照らすように
川の中の石のように 時の流れが 心の刺を削ってゆく
流れて行く 母性の海を求めて 無償の愛を求めて
彼の若いファンやにわかおばさまファンに取り囲まれていました。
記念講演の佐藤勝さんの-啄木の歌に魅せられて二冊の「啄木文献目録」を編んで-
は膨大な資料を集められた経験の中の話を沢山披露して頂けました。
そのほかに啄木コンクール賞の表彰があり、入選は埼玉の木村久代さん、佳作は静岡の内田賢一さんと高知の梶田順子さんが受賞されました。
以下uーplan三輪さんに撮影頂いた映像です。
20190512 UPLAN【前半】2019年啄木祭 三浦一人ソロコンサート・表彰式
20190512 UPLAN【後半】2019年啄木祭 佐藤勝『啄木の歌に魅せられて~二冊の「啄木文献目録」を編んで』
以上
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