« 子規ならば② | トップページ | 青春の歌98(1981年の歌)(梅雨雑詠2) »

2019年6月30日 (日)

青春の歌97(1981年の歌)(梅雨雑詠)

青春の歌971981年の歌)(梅雨雑詠)

 

暮れ終わり際立つもののなくなりぬ あるべき位置にみなはあれども

 

なつかしき病院近き駅が見ゆ楽しくはなけれど仕事人を喜ぶ

 

いくつもの生活見えて楽しきなり 駅前マンション近き車窓に

 

エンゲルスの「住宅問題」読みし母 利息と資本のつながりをつく

 

闇の中一直線に進みゆく夜汽車の見ゆる 窓は山崎

 

アナウンスに“京都”と聞きて常に湧くなつかしきもの故知らぬもの

 

稲妻の光りて浮かぶ京都タワー夏は近づく明日は六月

 

雨に打たれ歩みし日はるか加茂川の流れに沿いて肩を抱きて

 

一首選んで頂けるとありがたいです。

 

 

« 子規ならば② | トップページ | 青春の歌98(1981年の歌)(梅雨雑詠2) »

短歌」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 子規ならば② | トップページ | 青春の歌98(1981年の歌)(梅雨雑詠2) »

無料ブログはココログ

逆アクセスランキング

" href="">FC2SEO
2024年12月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        

カテゴリー

アクセスカウンター