青春の歌97(1981年の歌)(梅雨雑詠)
青春の歌97(1981年の歌)(梅雨雑詠)
暮れ終わり際立つもののなくなりぬ あるべき位置にみなはあれども
なつかしき病院近き駅が見ゆ楽しくはなけれど仕事人を喜ぶ
いくつもの生活見えて楽しきなり 駅前マンション近き車窓に
エンゲルスの「住宅問題」読みし母 利息と資本のつながりをつく
闇の中一直線に進みゆく夜汽車の見ゆる 窓は山崎
アナウンスに“京都”と聞きて常に湧くなつかしきもの故知らぬもの
稲妻の光りて浮かぶ京都タワー夏は近づく明日は六月
雨に打たれ歩みし日はるか加茂川の流れに沿いて肩を抱きて
一首選んで頂けるとありがたいです。
« 子規ならば② | トップページ | 青春の歌98(1981年の歌)(梅雨雑詠2) »
「短歌」カテゴリの記事
- 立花孝志にどう勝訴したか2(2024.12.06)
- 毎日8首投稿が丸7年となりました(2024.12.05)
- 大津留公彦流短歌の作り方2024(2024.12.05)
- 韓国が培ってきた民主主義の勝利(2024.12.05)
- 立花孝志にどう勝訴したか1(2024.12.04)
コメント