灼ける日
2019年7月30日(火)
灼ける日
大津留公彦
藪蕎麦やまつやの前を通り抜けそばが食いたい梅雨明ける頃
子どもの頃濃いカルピスを飲みたかった「濃いめのカルピス」今日の会議にも
新銀町や蠟燭町の名前の残る神田の街を今朝も彷徨う
厳かに蝉の孵化する夜のあり孫と見て居しある夜のこと
妻の不満息子経由で伝わりぬ今日の天気は朝から曇り
緑蔭を選びて通勤道長し運動靴に帽子にタオル
灼ける日の列島縦断夫婦かな 八年前の今日の日なりし
夫婦にて灼ける間際の朝散歩 ボディーガードのような私
一首選んで頂けると有り難いです。
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