「巨大戦艦大和」を見て2
大津留公彦
特攻作戦
死ぬ意義付けが欲しかった
大和乗組員の静かに語る
八十三歳二人
大和を送り歌いたる
「出征兵士を送る歌」今
「戦争の後押しをした自分が苦しい」と
戦後六十七年
蝉の啼く中
「武蔵・大和を残して戦争は終われない」
特攻なければ
無傷のままか
「沈没は必至」と伊藤司令官
海上特攻に
反対をする
総司令官
「一億総特攻の先駆けに」
戦艦大和に命令したり
米軍は出撃前に航路把握
無線傍受に
裸の戦艦
血だらけの甲板洗い
腕も足も海に捨てたと
死に近き人
一首選んで頂けると有り難いです。
https://www.nhk.or.jp/archives/shogenarchives/special/vol9.html

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