自衛隊の中東派遣の閣議決定の中止を求めます!
12月24日に以下各マスコミに送りましたが掲載はないようです。
閣議決定されて残念です。
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文団連事務局次長の大津留公彦です。
政府は27日に自衛隊中東派兵の閣議決定を行おうとしています。
昨日文団連幹事会にて決議した「(声明)自衛隊の中東派遣の閣議決定の中止を求めます!」をお送りします。宜しく掲載下さい。
以下の通りです。
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自衛隊の中東派遣の閣議決定の中止を求めます!
政府は御用納めの27日(金)に自衛隊の中東派遣の閣議決定を国会審議を経ずに行おうとしている。
防衛省設置法第4条18号「所管業務の遂行に必要な調査及び研究を行うこと」に該当するとして特別措置法を制定せず閣議決定だけで行うという。
自衛隊はアフリカ東部ジブチに基地を持っており「調査・研究」はそこで日常的に行っているのではないだろうか。この時期「調査・研究」を名目に部隊を派遣する理由は有志連合の支援のためとしか考えられない。
自民党の石破茂氏も「中東への自衛隊派遣の根拠」を防衛省設置法の「調査・研究」とする政府方針に対し、「派遣は自衛隊法で位置付けなくてよいのか」と、自衛隊員の活動の正当性と、万が一の事態発生に関わる担保に言及している。
政府は批判を予定し、対象地域にホルムズ海峡は含まないとか、一年の期限を付けるとか、国会に報告するなどとしているが、未だに派遣のための予算も示されておらず、この閣議決定は、国会と国民を無視するものである。
また、この派遣は憲法に基づく法治主義の原則を時の為政者の判断で変えてしまうものである。
文団連は自衛隊の中東派遣の閣議決定の中止を求めます!
2019年12月24日
文化団体連絡会議(文団連)幹事会
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