熱燗と巻繊汁
2019年12月28日(土)
熱燗と巻繊汁
大津留公彦
熱燗の昔の俳句が見つからず マフラーを締め出かけて行きぬ
熱燗に俳論歌論火花飛ぶ ここにあるのはリアリズムかと
句会終え熱燗句会始まりぬ 熱こもるなり外寒けれど
霜月や悲しきことのありし月 スカイツリーの遠くに見えて
霜月の気色はなべて茶に染まる 江戸川沿いを歩きてみれば
巻繊汁椎茸昆布の出汁なるか 私の知るはそうでないもの
いりこ入るけんちん汁や母の味 他の家では違うようだが
寒灯や二つの影の合体す 時雨となりて夜更けてゆく
一首選んで頂けると有り難いです。

巻繊汁by wiki
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