春の歌
2021年4月5日(月)
春の歌
大津留公彦
遠回り
してゆく夜の花見なり朧夜に浮かぶ朧な記憶
朝まだき
熱海駆け抜け花見会
会議二日目の朝の記憶
春の雪
滑りし日よりふた昔
奥志賀高原に友と新妻と
春の雪
被災地避けて降れよかし
十年というは既にひと昔
子規のように
物種庭に蒔かんかな
姫沙羅そして糸瓜などなど
春装の
刀自(とじ)といつものお買い物
助手席に乗り荷物を持ちて
さくら通り
春服ゆっくり歩むなり
眩しいほどの微笑みと共に
前屈みに
なって立てと妻が言う
取手を持って立つと諍う
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