「日本でできることとユーモアとを工夫することが大事」アンジー・ゼルターさんの本
ファスレーン365日本というブログがある。http://faslane365.blog86.fc2.com
英国の核兵器を更新するかどうかの議論を核廃棄のチャンスに変える運動ファスレーン365、これを支援する日本実行委員会のブログです.
既に終わった運動ですが、ブログに13年前の佐賀大の豊島教授らの懐かしい現地の行動のリンクのYouTubeリンクがあります。まだYouTubeがあまり広がっていない時ですがよく編集されてます。
日本市民によるイギリス核兵器基地の閉鎖行動
そのサイトが6年ぶりに更新された。
記事はこれです。
- 「日本でできることとユーモアとを工夫することが大事 」と結んでいます。
日本の反基地や核廃絶の運動の参考になるでしょう。
仮訳の概要の概要を紹介します。
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トライデント・プラウシェアズサイト移転・アンジーさんの新しい本
http://faslane365.blog86.fc2.com/blog-entry-78.html
次はアンジーさんの新しい本についてのニュースです。(ペガサス・ブログ版で既報)
イギリスの平和運動家アンジー・ゼルターさんがこの2月に、自身の活動についてまとめた本"Activism for Life"を発行しました。
女性たちだけで米軍基地への侵入を繰り返し、ついには閉鎖に追い込んだ「グリーナムコモン」運動に始まり、地元での「スノーボール」キャンペーンの話に続きます。
「スノーボール」はソ連に対抗してアメリカがヨーロッパに中距離核(INF)を配備しようとしたのに対する抗議で、全ヨーロッパで同様の運動が盛り上がり、ついにこれを全廃する条約が米ソの間で締結されました。平和運動の成功例と言っていいでしょう。
その部分の一節を仮訳して引用します。
私たちのスローガンの1つは、「フェンスに座らないでください。それを切りましょう!」でした。このスローガンを掲げて、再利用可能な封筒ステッカーを配布しました。ピーター・メルシェット卿、ドーラ・ラッセル伯爵夫人、ビリー・ブラッグ、ブルース・ケントなど、国家的なセレブや有名人に、フェンスのワイヤを切るように一生懸命働きかけました。 もちろんたくさんの地元の有名人も私たちを支えてくれました。
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スノーボールはスコットランドとウェールズに広がり、「ワールド・イン・アクション」のドキュメンタリーの一つがこのキャンペーンをテーマに作成され、テレビのゴールデンタイムで放映されました。
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現在日本では、INFならぬ自衛隊の対艦ミサイル部隊が琉球弧(南西諸島)に配備されようとしています。これを阻止するための運動へのヒントも得られるのではないかと思います。「日本で使える戦術ではない」と簡単に片付ける前に、日本でできることとユーモアとを工夫することが大事かと思います。
なんとか翻訳出版できれば素晴らしいと思っています。
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是非翻訳出版して欲しいと思います。
予約しておきます。
以上です。
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