九大生体解剖事件のドラマ【しかたなかったと言うてはいかんのです】を観ました。
昨日の九大生体解剖事件のドラマ【しかたなかったと言うてはいかんのです】を観ました。
過去の記憶と記事が蘇って来ました。
今年95歳で亡くなった唯一の本件の証言者だった東野利夫さんのことを更にフォローしてゆきたいと思います。
いい時間での再放送を希望します。
何に対しても仕方なかったと後で言ってはいかんですね。
何に対しても何もしなかった罪というのもありますね。
これをを見てのFacebookでの皆さんの反応です。
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豊島 耕一
見ました。この事件をドラマとして本格的にテレビで取り上げたのは初めてではないでしょうか。とても重い問題が、とてもクオリティーの高いドラマとして仕上げられていたと思います。
重要キーワードは、タイトルの「しかたなかったと言うてはいかんのです」、それに、PR動画にも出てくる「何もしなかった罪というのも、あるんじゃないだろうか」、の2つでしょう。
戦争や殺人という極端な状況、事象以外の日常生活の中でも、組織的な悪というものとは、大なり小なり、組織に属する限り誰しも無縁ではいられないでしょう。そのような場合に「責任ある組織上の不服従」という言葉で、このような状況に抵抗すべきことを倫理上の規範とすることが、科学技術倫理の教科書に見られます。ブログでその一節を紹介しています。
組織には「良心」はない、あるのは個人の心の中だけ、という真理、このことを多くの人がはっきり意識することで、世の中はだいぶ住みやすくなると思います。
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「終戦ドラマ しかたなかったと言うてはいかんのです」(NHK TV 13日午後10時)
「このタイトルがズシリと重い。戦争や暴力を正当化するさまざまな理屈に、正面から本質を問う言葉だ」「〜人一人殺すことの重みと医者としての理想に苦悩する姿がリアルで深い」(詩人 佐相憲一)
太平洋戦争末期、九州帝国大学で、捕虜を生体解剖実験する事件が起きた。
この事件をもとにしたドラマ。俳優座の高橋是清の生涯を描いた『火の殉難』の作者、古川健の作品。
たとい極限状態にあったとしても人間としてどう生きるべきかを鋭く問う。
チーフプロデユーサーの熊野律時氏は、「『実は今にも通じる大事な問いなんだ』と立ち止まって考える機会になればと思っています」と述べている。
自分だったらどうしたか?一人ひとりに突き刺さる重くて深い問題だ。
妻夫木聡、蒼井優の演技が光る。
遅い時間の放映なので録画して置いて見た。
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何とも言えない。ショック。
七三一部隊
ナチスのホロコースト
南京虐殺
絨毯爆撃
原子爆弾投下
枯れ葉作戦
ミサイル攻撃
無人トローン殺人
地雷
焼夷弾
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いつまで続ける気なんだろう。
戦争でなくても
誰でも良かった殺人
もう、人を殺さないでください。
コロナ禍の中に、放置しないでください。
世界の富裕層七人の所得と貧困層35億人の所得が同じ?無茶苦茶な格差。無茶苦茶な収奪(搾取)
もなくしてください。
医は仁術を医は算術にしないでください。
みんなを救えるような政治にしてください。
Shinozaki Jinko
9:36
ドイツが医学先進国になったのは捕虜を人体実験してきたから。日本は九大や731部隊では捕虜や現地の中国人を生体人体実験をしてきた。そして毒ガスの開発も盛んにしてきた。きょうのNHKドラマ「しかたがなかったと言ってはならない」のように語り継ぐことが大事。戦争を起こしてはならない。そして戦争に利用されてはならない。
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タイトルの言葉が胸にひびきます。キャストも良かった★☆★っ戦争だけは絶対にダメだと改めて思いしらされました。明後日は76年目の終戦記念日です。
i以上です。
参考
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