コロニア・ディグニダ: チリに隠された洗脳と拷問の楽園 を観た
コロニア・ディグニダ: チリに隠された洗脳と拷問の楽園 を観た
NET FLIXで全6話を観た。
はっきり言って見終わってすっきりするような映画ではない。むしろ後味の残る映画だ。
こう言う映画だ
「ドイツからチリに渡ったキリスト教徒たちはカリスマ的な指導者を盲信し、楽園のような共同体を設立。だが、その実態は、拷問と独裁による地獄そのものだった。」
2000年代になるまでこの異常な男がチリで生きていたことに驚く。
言わばヒトラー並みの独裁国家をチリの山の中に作ったようなものだ。
しかもこのコロニアは世界初の民主連合政権と言われたアジェンデ政権をクーデターで倒したピノチェット政権の秘密軍事基地のような存在になる。
そしてそこでは考えられないようなことが起こる。
アジェンデもピノチェットも動画で見た記憶がないので1970年代を思い出した。アジェンデを倒すには右派の組合の役割も大きかったことを知った。
つい連合のことを考えてしまった。
以下参考です。
コロニア・ディグニダ: チリに隠された洗脳と拷問の楽園 | Netflix (ネットフリックス) 公式サイト
https://www.netflix.com/jp/title/80196160
ちなみにエマ・ワトソンが走りまくる「コロニア」と言う映画もあるようです。https://youtu.be/-LVIZvlaOjM
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