「自民大勝、維新大躍進、野党共闘失敗」は大嘘
高知の吉良富彦県議の統計分析に触発されました。
吉良富彦さんのFacebookからです。
………………………………………………
ホント?
自民大勝、維新大躍進、野党共闘失敗って
ーーー
●憲法改悪推進政党
【自民党】
2012年292議席
2014年291議席
2017年284議席
2021年261議席
前回から23減。長期低落傾向で、スガの表紙を変えなければ大負けしたはず。
【維新】
2012年51議席
2014年41議席
2017年11議席
2021年41議席
前回、西は維新、東は希望の党と調整し11議席に激減してたのが、希望の党が消えたので元に戻っただけ。
●市民と野党共闘の政党
【立憲民主】
2012年57議席(民主)
2014年73議席(民主)
2017年55議席(立憲民主)
2021年96議席(立憲民主)
今回は小選挙区、比例とも伸ばし96。
立憲110議席だったとの報道数は2017年の選挙後に国民、無所属等と合流してできた合計議席数で前回選挙時の所属党派名は違っている。
【共産党】
2012年8議席
2014年21議席
2017年12議席
2021年10議席
小選挙区で候補者を殆ど出さず、市民と野党共闘候補必勝に全力、比例で議席確保。
【野党共闘】
2017年70議席
立憲55+共産12+社民2+れいわ1
2021年110議席
立憲96+共産10+社民1+れいわ3
今回の選挙で立憲主義の野党共闘議席は40議席増えている。政権への共闘は始まったばかりだけどちゃんと前進しており失敗ではなく成功したと言える。
ちなみに、野党共闘小選挙区62議席勝利し、前回敗れていた24選挙区でも競り勝っている。
また、あと一踏ん張りしたら議席に届いた選挙区(惜敗率90%以上)の小選挙区が33あった。
この流れをさらに太く大きくすれば、化石の様な政治は変えられる
ーーー
引用は以上です。
歴史的に見れば維新は2012年の51から2014年と同じ41に戻しているだけ。
立憲野党としての合計では勢力を大幅に拡大している。
はっきりですね。
ー
共産党は独自に闘った方が議席が増えるのではないかと言う人がいた。
比例区中心の議席の現実を考えれば確かにそうかもしれない。しかしそれでは政権交代は出来ない。
野党共闘しなければ自公政治をやめさせる事はできない。
「見返りは民主主義」と言う素晴らしい犠牲的精神はきっと国民に受け入れられる時が来る。
共産党は政権交代を言い過ぎたと思うという人がいた。
しかしマスコミの自民党の議席予測に中には210というものもあった。
もしそうなっていれば過半数の233には23足りなかった。政権交代の現実的可能性は確かにあったのだ。
逆に立憲民主党画像政権交代に本気で無かったことは国民に見抜かれていた。
私の知人に枝野さんが志位さんを30分も待たせ結局写真を撮らずに帰ってしまった事に非常に怒っている人がいた。
立憲民主党の代表がはっきりと共産党との共闘路線に立つ立場の人になって頂き野党連合政権を目指してほしいと思う。
なお吉良富彦さんは吉良佳子参議院議員の父君である。
« 時給5千円ハリボテ勝利 | トップページ | 変革しよう 解釈でなく »
「経済・政治・国際」カテゴリの記事
- 新・トランプ時代 混迷の世界はどこへ(2025.01.03)
- 「税務相談停止命令制度」の廃止を!(2024.12.26)
- 「非暴力直接行動が世界を変える―核廃絶から気候変動まで、一女性の軌跡」の販売状況(2024.12.17)
- 長生炭鉱遺骨収集のクラファンを(2024.12.08)
- ドイツを中心にグリーンディール政策と国際金融のお話(2024.12.07)
コメント