すすき・秋寒・美術展
2022年1月17日(日)
大津留公彦
かくれんぼの
鬼に隠れる花すすき
六十年も見つからぬなり
怖風(こわかぜ)に
低きすすきの踏ん張りぬ
しなやかにそれを受け流しつつ
金木犀
香りなくして帯となる
風に追われて道路の端に
秋寒の
三郷駅頭握手四つ
居並ぶ大型プラスターの中
秋寒き
複合プラスター前長話
火力発電の割合などを
秋寒し
サドル持つ手はポケットに
交互に入れて息を吹きかけ
美術展
二つ巡れば友の顔
五輪と平和を考えさせて
美術展
一茶とちひろの響き合い
黒姫山はは柏原に近い
★いわさきちひろの父は俳人だったのでちひろには影響があった。黒姫に山荘を立てたのも一茶の生まれた柏原に近いからという理由もあった。ちひろは自分の絵は俳句に似ていると言ったという。
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