干菜・千草・毛糸
2022年2月14日(月)
干菜・千草・毛糸
大津留公彦
干菜覆う
由布の山々父母在りぬ
もうひと昔にならんとするが
干し菜汁
老猫飲んでは呉れぬなり
少しさびしき目を向けるなり
曼珠沙華
今年もここに二三本
江戸川右岸の橋の辺りに
八千草の
中を駆け行く丈夫なり
病に伏せる友思いつつ
朝な朝な
庭の千草に囲まれる
頑張ってみるかもうちょっとだけ
毛糸編む
ブームときどき妻の膝
今年はせっせと励んでいるらしい
毛糸編みし
長きマフラー靡かせつつ
「日田行進」の思い出のあり
毎朝挨拶
吾にもくれて
« 吉村知事に「公」はない | トップページ | 笹川財団で串刺しとなる »
「短歌」カテゴリの記事
- 福島バスツアー「おれたちの伝承館」を訪ねる旅4(2024.11.13)
- 福島バスツアー「おれたちの伝承館」を訪ねる旅3(2024.11.12)
- 福島バスツアー「おれたちの伝承館」を訪ねる旅2 (2024.11.11)
- 福島バスツアー「おれたちの伝承館」を訪ねる旅1(2024.11.10)
- 治安維持法ー現代への警鐘 (国賠同盟埼玉創立50周年記念の集い)(2024.11.09)
コメント