俳句の論理
俳句の論理
大津留公彦
金子兜太庭に鮫を見たるかな 俳句の論理にたどり着くまで
★これを作る途上でこういう記事が出来ました。鮫と俳句の論理
https://ootsuru.cocolog-nifty.com/blog/2013/11/post-a97d.html…
冬麗
無位無冠なる空である
陽はたっぷりと届き来るなり
冬麗
レンタルベッドに陽は伸びず
妻はベランダに陽を受けて居り
ラグビーを
やらされ転がり五十年
「粗暴なスポーツ」やらぬと宣言
足取られ
校庭転がるラグビー球
しこたま顔を打ちつけてのち
パソコンに
孫と真向かう小春日や
おそるべきかなその理解力
小春日や
秘密ある人も無い人も
等しく陽を受け等しく和む
真っ赤なる
大きな朝陽に迎えられ
我が街を行く週の始めに
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