「収容所ラーゲリから来た遺書」2
2023年1月16日(月)
「収容所ラーゲリから来た遺書」2
大津留公彦
喉頭がんを患いながら
一晩で四千五百字の
遺書を残せり
三十三年目に
七通目のそれ届く
妻モジミ宛のラーゲリからの遺書
千二百箇所のラーゲリ
六十万人のシベリア抑留者
七万人死亡
山本の
遺書を仲間が届けては
ラーゲリからの遺書完成す
昭和という
時代が終わる頃に書かれたる
「ラーゲリから来た遺書」我らに届く
次々とラーゲリよりの遺書届く
「本文」「お母さま!」「妻よ!」「子供等へ」
「人道主義を以て世界文化再建設に寄与するという歴史的使命」
山本の遺書
子ども宛の遺書は
日本人へのメッセージ
戦争を知らない世代への
https://www.amazon.co.jp/収容所-ラーゲリ-から来た遺書-文春文庫-じゅん/dp/4167342030/ref=sr_1_1?adgrpid=56127843354&gclid=CjwKCAiAwomeBhBWEiwAM43YIFOWsy7Wph6Z39rqOWXei7QrKqKyYDJALQaLefthtd67S8WMNSZVVBoC5bYQAvD_BwE&hvadid=618631919248&hvdev=c&hvlocphy=1009230&hvnetw=g&hvqmt=e&hvrand=6975891455253046895&hvtargid=kwd-332251991422&hydadcr=3192_13606399&jp-ad-ap=0&keywords=ラーゲリから来た遺書&qid=1673755662&sr=8-1
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