東直子・「現代短歌はこんなにおもしろい」に参加した。
東さんは専業主婦としてご自分の2人の子育て中に雑誌に投稿したことから短歌を始めた経験から話を始められた。
短歌の紹介は若い歌人を中心に小野秀樹や寺山修司の歌も含めて影響受けた歌やエピソードからの短歌や言葉の使い方の妙の歌などを紹介された。
短歌を作り始めの方の質問が多く出された。きっと今日の会から新しい歌人が登場することだろう。
東さんは東京新聞はじめいくつかの短歌欄の選者をやられている。質問にも出たが選歌の基準についてこう別のインタビューで言われている。
「その表現がありきたりで見たことがあるようなものだったら選びませんね。やはり作者独自の発見であるとか心の揺れというものが表現できているかが大切だと思います。最終的に、言葉が綺麗だとか技巧よりも、その人らしさが表現されている作品を私は選んでいるつもりです。」
東直子さんインタビュー
https://bookshorts.jp/higashinaoko/
私は社会詠がメインなのでジャンルが少し違うが基本的に同感です。
ありきたりの短歌をいくら作っても仕方がないと思う。
そしてその歌を通じてその人の人生の背景が分かるような歌がいいと思う。
勝った本「短歌の時間」のサインもして頂きながら「毎日短歌八首を五年間作ってます」というと「凄いですね」と言われた。
仕事帰りにこういう機会が持てて良かった。
参考
東直子の短歌の時間
武田砂鉄 × 東直子【アシタノカレッジ】
https://youtu.be/qwOF9l0IYl8
@YouTubeより
対談は20分位からです。
直久
東直子と小林久美子の短歌等のページ
https://www.ne.jp/asahi/tanka/naoq/
東直子最新情報
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