山本幡男の俳句論を短歌論に変えてみた
先に紹介した「収容所(ラーゲリ)から来た遺書」の主人公の先に紹介した「収容所(ラーゲリ)から来た遺書」の主人公の山本幡男の俳句論を短歌論に置き換えてみました。
ーー
短歌は俳句と並んで世界で最も短い詩形である。
短歌は四季がある国の詩形である。
短歌の上達のためには自分磨きを
1、内容の深さを
2、映像の鮮やかさを
3、余韻を
4、思想の高さを
5、視覚的音感的魅了のあるものを
6、美と真実のこもったものを
良い短歌とは何か
1、一度口ずさみもう一度口ずさみたくなるもの
2、記憶に残る口承性のあるもの
3、いつ思い起こしても楽しめるもの
4、後味の素晴らしく良いもの
5、事実より真実へ迫るもの
6、現象より本質へ迫るもの
ーー
結局季語の使用以外は殆ど同じになりました。
短歌と俳句は私にとっては同じものです。少なくとも兄弟です。
仲の悪い遠い親戚ではありません。
ーー
参考
山本幡男の俳句論
https://ootsuru.cocolog-nifty.com/blog/2023/01/post-45cdbf.html
| 固定リンク
「歌論」カテゴリの記事
- 古谷円さんの『ひきあけを渡る』を読んで(2025.05.22)
- 笹公人さんの「寺山修司の短歌」(2025.05.09)
- 「かぜのてのひら」から(2024.12.31)
- 「サラダ記念日」から(2024.12.25)
- 鈴木英子さんの歌集「喉元を」を読んだ(2024.08.17)
コメント