「小さな抵抗 戸山恢個展」に寄った
電気代一時不払いプロジェクトの仲間の
「小さな抵抗 戸山恢個展」に寄った。
定規を使って鉛筆で線を何本も何本も書くだけのアートです。
空白などが配置され線の集合の形が全体では何かを表している。
訪問は前回に続いて二回目ですが、今日がフクシマ原発事故12周年の日でもあり電気代一時不払いよく見ると10年間の東電の領収書が並べられてあった。
この展示は説明がないと誰も分からないと思ったが電気代の値上がりの歴史でもあった。特に去年末から2月に向けて倍増していた。(これは我が家も同じです)
絵は買ってくれる人もいるようだが会場費19万円に到達したことはないようだ。
「チェチェンからウクライナを考える」という大富亮さんの論文と「ウクライナで何が起きているのか」という志葉玲さん林克明さん杉原浩司さんの講演論と共産党国際部の人が置いていったという山城博明さん沖縄の自然のカレンダーを頂いた。
「チェチェンニュース」を2001年から発行し最近500号を迎えたという。
「チェチェンからウクライナを考える」の中にこんなことが書かれていたのに驚いた。
それはチェチェン独立派初代大統領ジョハール・ドウダーエフの1995年の次の言葉だ。
「国際社会はチェチェン民族の基本的人権、自由、生命の保護を拒否している。ロシアの内部問題として少数民族虐殺の事実から顔を背けようとしている。・・その代償を西欧は後に払うことになるだろう。ロシア主義の矛先はウクライナなど西へ向かい、西欧へも及ぶものだからだ。その時になってヨーロッパをはじめ世界は事態の深刻さに気づきあわてふためくだろう。」
彼は翌年ロシアに暗殺されているが事態は彼の予言のままになっている。
大富さんはこう書く。
「チェチェンで起きたことを知っていれば、ロシアが今のウクライナで何をしているかがよく分かるし、逆にチェチェンのことを知らずにウクライナを語れば、判断を誤りフェイクニュースの拡散を手伝ってしまいかねない。」
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以下個展の案内です。
3月〜12日に、トキ・アートスペースで個展を開催しています。
http://tokiart.life.coocan.jp/2023/230307.html
ご用とお急ぎでない方は、ぜひお立ち寄りください。
3.11ウィークですので、もちろん、電気代不払いの作品も展示します!
展覧会のタイトルは、「小さな抵抗」ですが、今回の隠れたコンセプトは、「充填」であります。
一つの大きな壁を、薄くて軽い材料で、充填してしまいたいという衝動を、形にしてみました。それには、反復的な行為の集積が必要だったのですが、そこが、この11年間の原発への抗議活動と
通じるものがあるような気がして・・・
何卒ご高覧ください。
「小さな抵抗 戸山恢個展」
3月7日(火)〜12日(日)12時〜19時 最終日17時まで
"Small Resistance" Koyama Kai Art exhibition
7-12 March 2023 TOKI Art Space (Gaienmae, Tokyo)
トキ・アートスペース
東京都渋谷区神宮前3-42-5サイオンビル1F 03-3479-0332
https://goo.gl/maps/knyVDAbAdF7896CW6
行き方:東京メトロ「外苑前」駅3出口を出て信号を渡って直進し「The AOYAMA GRAND
Hotel」の交差点を右折して直進し「らあめん花月嵐」の角(原宿幼稚園前の交差点)を右斜めに入り、右側にある「原宿幼稚園」の隣の「サイオンビル」の前で下を見る。徒歩6分。
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