6月9日(日)武藤類子さんの講演会に参加した。
6月9日(日)14時からの武藤類子さんの講演会に参加した。
「キビタキとわらしの会」主催の会で、
「誰も責任をとらない
3.11 福島原発事故
あれから13年フクシマは今
武藤類子 講演会
=東電刑事裁判と汚染水排出について=」というタイトルが付いていました。
放射性物質が安全だと思わされている高校生のことや放射線量の高い福島原発のマスクもしない見学会の写真には驚きました。
政府の資金で虚偽を広める大メディアに負けず真実を伝えることの大事さを思いました。
通常は100万人に1~2人といわれる小児甲状腺がん。福島の子ども達約38万人の中で、がん確定患者が276人、がんの疑いも含めると330人もが罹患している(2023年9月末現在)。突出した数字と言えるが、県はスクリーニング効果や過剰診断の結果と結論づけて、福島事故との因果関係を認めようとしていない。
この事実を認めない福島県の姿勢も情けない。
最後のアメリカの友人から教わったというインドの作家のこの言葉が印象的でした。
「愛すること、愛されること、自分のちっぽけさを忘れないこと、自分のまわりの言いようのない暴力や下品な格差社会に慣れないこと、最も悲しい場所に喜びを求めること、美をその隠れ家まで追い求めること、複雑なものを単純化したり、単純なものを複雑にしたりしないこと、決して力ではなく強さを尊重すること、何よりも見守ること、理解しようとすること、決して目をそらさないこと、そして決して決して忘れないこと」
開会挨拶は小見山政男さん
閉会挨拶は今村典子さんが行いました。
5月26日の伊方原発を止める会の第14回定期総会・記念講演会 での武藤類子さんのお話がほぼ同じだと思いますのでスライドなどはそちらをご覧下さい。
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