あさドラ「虎に翼」が今朝終わった。
あさドラ「虎に翼」が今朝終わった。
見れなかった回はNHKプラスで見た。
私の周りでも見ていた人が多い。
リーガル・ドラマがテーマの番組がこれほど受け入れられると言うことが驚きだが一面的でない脚本の力が大きいと思う。
この番組では尊属殺人罪は憲法14条違反と法律が改善されて来た歴史が描かれていた。
又多くの現代に続くテーマが登場した。認知症や原爆裁判やジェンダー平等や選択的夫婦別姓制度や同性婚や朝鮮人差別など。
全てが時宜を得たテーマだろう。それも自然な形で番組に取り込まれていた。
ネットではこの番組に対して相変わらず偏向番組・左翼番組などと言うネトウヨの書き込みがあるが、多くのテーマが統一協会や日本会議が認めないテーマでありその支持を受ける自民党の攻撃の対象である。
今日は自民党の総裁選の投票日である。
「選択的夫婦別姓制度」実現を公約にした自民党の候補者もいたが誰がなっても宗教勢力がバックにいる限りこれらのテーマを進めることは出来ないだろう。
最終回の今朝は平成11年で「男女協同参画社会基本法」が今日施行されると言うテレビニュースを前に虎子と娘が語りあっているシーンの次には虎子の写真が他の亡くなった人の写真と共に立てかけられておりあれ?と思ったら次のシーンで「虎子が亡くなって15年」とナレーションが入る。虎子はその後も亡霊として登場した。
歳とった虎子は登場しなかった。
参考
『虎に翼』脚本家・吉田恵里香さん(36)「朝ドラを書くのは長年の夢でした」
https://veryweb.jp/life/632726/
『虎に翼』が描く“生きづらさ”の正体 脚本家・吉田恵里香さん
https://www.nhk.or.jp/minplus/0121/topic128.html
安田菜津紀さん、ロバート キャンベルさんが読み解く『虎に翼』
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