歌人美智子1、2
2025年2月10日(月)
歌人 美智子1
美智子妃の
新歌集「ゆふすげ」編みたるは
細胞生物学者永田和宏
軽井沢の
テニスの最中に指を折る
そんな記憶を語る上皇
歌集には
名前が付いていなかった
歌人美智子の歌集を編み出す
庭にある
傾ぐゆうすげ読み残す
夫の三日の不在を思い
沖縄の
ハンセン病療養施設を訪れて
ゆうなの花を歌に詠むなり
舘野泉の
演奏の礼にシベリウスの
「もみの木」を弾く皇居の中で
聾となり
聾唖者の集いに駆けつけて
手話にて四文字挨拶をなす
自分には
不安なことは詠めないと
希望を詠う上皇后
歌人 美智子さま こころの旅路
https://www.nhk.jp/p/ts/GZNJV15KZZ/
2025年2月11日(火)
歌人 美智子2
「何をもて復興と言うやを知らず」
上皇后
福島に残す歌
拉致帰国者に
「ひたこめていうお帰りなさい」
特別な思いを込めて
戦争は
忘れてしまうことは出来ないと
昭和9年生まれの上皇后
第二次大戦で
一番悲惨だったという
ペリリュー島にも足を延ばせり
パラオから
戻った人の住む山麓
宮城蔵王北原尾を訪ねる
サイパンの
「おみなの足裏思へばかなし」
永田和宏絶賛する歌
全てのことは
母富美子に習ったと
上皇后の語るを聞きぬ
母思う
彼岸花の歌に涙する
帰らぬ子を待つ横田早紀江さん
歌人 美智子さま こころの旅路
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