三郷でジェンダー平等講演会
三郷でジェンダー平等講演会
6月7日に三郷市で吉川春子元参議議院議員による『「慰安婦」問題と日本社会~歴史的事実の警鐘と性暴力―搾取のない社会への参加を~』講演会が行われました。これは7月21日に吉川市中央公民館で行われる芝居「マリアの賛歌」のプレ企画として行われたものです。
吉川さんから八潮の陥没事故の話をされたあと以下のような話がありました。
1992年に韓国で宮沢総理が謝罪し
翌年河野官房長官談話で「二度と同じ過ちを繰り返さない」と罪を認めて謝罪した。村山内閣は「アジア女性基金」を作った。
安倍総理に官房長官談話を閣議決定にすべきと迫ったが拒否された。
ビルマにいた日本人従軍慰安婦
9人を訪ねたことなどを話されました。
1991年の韓国の従軍慰安婦として名乗り出た金学順さんより早い1971年に「マリアの賛歌」と言う本を城田すず子さんが出された。
韓国では200人以上の名乗りがあったが日本人の名乗りは殆どなかった。唯一名乗り出た城田すず子さんは大正10年深川の生まれで台湾・サイパン・トラック島に慰安婦として働き、日本に帰って遊郭で働き病気になって生活が出来なくなった。
城田さんや帰る家さえ無くしてしまった女性たちが、生涯自立して暮らせるコロニーの建設を願い、同じ過ちを繰り返してはならないと牧師が南房総に「かにた婦人の村」と慰安婦の碑を建てました。
ビルマにいた日本人従軍慰安婦9人をはじめ慰安婦60人以上と話をされたこと等も話されました。
最後に作者のくるみざわしんさんから「こう言う会をやりたかった」との発言がありました。
参加は52人でした。
従軍慰安婦問題は終わった話ではと言う意見は韓国の話としていて日本人従軍慰安婦の問題として認識されてないことにあると思いました。
会場のスナップと吉川さんとくるみざわさんも入った打ち上げの写真です。
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