映画「国宝」を観ました
映画「国宝」を観ました。
前から2番目の席で観たのでまるで実際の歌舞伎を観ているような感じでした。
実際の歌舞伎を観た覚えのない私には新鮮な体験でした。
長崎のヤクザの息子と歌舞伎の御曹司の二人が女形となり、それぞれ浮いたり沈んだりの人生模様が歌舞伎の演目にも重なって、展開される半世紀の物語が最後は何度も出て来る「曽根崎心中」の二人の舞台で終わる。
私の妹が小さい頃「娘道成寺」や「藤娘」を自宅で習っていたのでその踊りを思い出した。
この映画は戦後最大の興行成績だそうです。
製作費は12億だそうです。
先日観た「宝島」はもっと多くて24億だそうです。
いずれも製作費は映画会社ではなく電通などが出しているそうです。
https://ootsuru.cocolog-nifty.com/blog/cat8114218/index.html
私が観たこの映画の入場料は4500円でした。
映画館は「109シネマズプレミアム新宿」で歌舞伎町にあります。
公式ページhttps://109cinemas.net/premiumshinjuku/
金額にびっくりしてなぜそんなに高いんですか?と聞くと「日本一の音響設備の映画館なんです」と言う。
午後の予定に合わせて朝9:15からはここしか無かったので仕方なく入った。
確かにドルビーシステムの音響は良く坂本龍一が監修したという。ソファーもリクライニングが効き、両サイドに手が置けソフトドリンクとポップコーンが付いていた。
1列が5人しか座れず全体でも100人強程度の映画館だった。
10月10日の平日の朝だったので観客は10人程度しか居なかった。
歌舞伎の世界に浸れた3時間だったがパンフも入れて5600円の出費は痛かった。
国宝ホームページ
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