児玉三智子さんのお話2
2026年9月6日(日)
児玉三智子さんのお話2
核の傘
破れる傘と知りながら
子らの未来を誰が守るか
「非人間的」
その意味を知る証言に
南アの人は熱く手握る
核兵器
作るも人ぞなくすも人
だから私は今日も語り継ぐ
七歳の
少女の記憶を抱きしめて
八十八歳のわれなお語る
死ぬまでを
被爆者として生きるとは
消えぬ八月胸に抱くこと
娘亡く
弟も逝きてわれはなお
平和を語れる命受け継ぐ
戦争を
始めてしまえば勝者にも
敗者でもなく市民が泣けり
語るたび
あの日の八月甦る
それでも語る子らを守るため
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