児玉三智子さんのお話1
2026年9月5日(土)
児玉三智子さんのお話1
我が被爆の
癌の遺伝子娘受け継ぎ
命を奪われを生かせり
「やっと楽になったね」と
弟の手を握り涙あふれて
次はわれかと
十五年
過ぎても娘はそばにいて
写真に向かい今日も声かく
被爆者は
死ぬその日まで被爆者となり
逃れられない八十一年
折り鶴を
折り続けたる少女より
平和の願いを大人は受け継ぐ
雪を食む
原爆孤児のその口に
八十一年経て問う平和
原爆の
雪を口へと入れし子の
渇きを知らず核を語るな
核兵器
なくす力は 人にあり
「私たちなんだ」 声を上げゆく
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