カテゴリー「芝居」の記事

2024年6月18日 (火)

マリアの賛歌2

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(主催者)

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(主演女優の金子順子さん)

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(脚本のくるみざわしんさん)

20240618()

マリアの賛歌2

 

金子順子さん

大阪女優の会代表

 「マリアの賛歌」を演じ切りたり

 

金子さんの

カニタ婦人の村の石

 芝居の度に表情が変わると

 

行政から

慰安婦の碑の存在言われる

 施設の建て替え申請時に

 

南の海に叫ぶ

城田さんそっと抱き寄せる

 カニタ婦人の村の天羽道子さん

 

「みんな、ここに帰っておいでよ」城田さん除幕式で叫ぶ

 「噫(ああ) 従軍慰安婦」の碑

 

フィクションが

ノンフィクションを超える瞬間がある

それぞれに別の人生があるから

 

『どうぞ神様助けてください』

毎夜のすず子の星空への祈り

 

この芝居を

三郷吉川でもやろう

 アフタートークの後に決めたり

参考

https://nb.verda.bz/pickup/マリヤの賛歌-石の叫び/

2024年6月16日 (日)

マリアの賛歌1

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2024年6月16日(日)

マリアの賛歌1

 

マリアの賛歌

日本人従軍慰安婦の物語

 金子順子は城田すず子になる

 

城田すず子は

ノンフィクション

フィクションがだからこそノンフィクション超える

 

「みんな、ここに帰っておいでよ」

一人芝居

 「マリアの賛歌」の最後の言葉

 

この国は

加害の歴史を消そうとしている

「慰安婦」の文字教科書から消した

 

カニタ婦人の村

天羽さんの訴えストレート

 アフタートークの後の訴え

 

カニタ婦人の村

五十嵐施設長訴える

 従軍慰安婦の記憶消すなと

 

行政から

慰安婦の碑の存在言われる

 施設の建て替え申請時に

 

自分らと

同じように他人を大事にする

 差別をなくすに必要なこと

 

参考

https://nb.verda.bz/pickup/マリヤの賛歌-石の叫び/

2017年2月12日 (日)

リーディング「コペンハーゲン」を観た

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・相補性原理=「量子力学においては、『粒子』と『波動』といった互いに排除的な概念は同時に互いに補完的であり、そのどちらか一方では完全な記述はできない」とするボーアが提唱した原理。

・不確定性原理=「粒子の位置と速度を同時に正確に測定することはできない」というハイゼンベルクの原理。

これを理解出来る人は少ないだろう。文系の人間にはちんぷんかんぷんです。

この二つの理論を提唱したユダヤ人とドイツ人の朗読劇「コペンハーゲン」を夕べ観た。

この二人とボーアの妻の三人の朗読劇である。
これ程難しい内容をよくよく劇にしたと思う。
特にローゼンブルク役の方のアクション付きの朗読は素晴らしく台本を見ない事も多く、殆どの言葉を暗記しているようだった。

台本があるとはいえ2時間50分間3人がしゃべり続けるというのも大変なことだ。

特にハイゼンベルク役の山内榮治さんの朗読は素晴らしく殆どセリフを暗記している感じでたびたび台本を離して語りかけていた。

物理学の言葉の難しさはあるが、共に原爆開発に関わった双方の苦悩(特ハイゼンベルク)は人間の真実に迫るものだ。

演出の鈴木龍男さんはチラシにこう書いている。

「先の戦争で結果的に多くの演劇人が戦争協力の波に飲まれていったことは事実だ。演劇という文化が人の心を集団的につかまえてしまう要素をつよく持っているが故に苦渋が残る。しかし、それを単純に批判することができるだろうか。自分たちの魂を失わずに、しかし生き抜いていかなくてはならない。 良心と日々うごめいていく情勢の中で格闘する日々がもう始まっている。 自分の頭と体で考えることをやめてはならない、そう言い聞かせながら舞台に向かっている。」

演劇人の持つ強い問題意識を感じる。


池小は元池袋小劇場で発足以来「今日性、社会性のある作品を舞台に!」が創造目標という。

このリーディング「コペンハーゲン」はまさにすぐれて「今日性、社会性のある作品」と言えるだろう。

池小の更なる発展に期待します。


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2016年12月 2日 (金)

「ジャンナ」を観た

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創造集団池小も芝居「ジャンナ」今夜中板橋新生館スタジオで観た。
主演の渡辺美英子さんは文団連の幹事仲間なので観に行った。

芝居を観た事そのものが大変久しぶりだった。

ゴルバチョフのソ連時代のお話が原作で時代設定も登場人物もその当時のままだった。

私立病院は無く医者は貧しかったソ連時代の時代背景の理解が必要と訳者がパンフレットに書いていたが
未亡人や最寄りのない男性の面倒ばかりを医者の妻の紹介でするという若い男が登場する物語だ。

今の日本に置き換えてもいいような物語だった。

ただ、私は寝ないで縁者から2m位の所の最前列で観ていたのだが勿論、原作を読んでないので、この若者が善人なのか悪人なのか最後まで分からなかった。

或いは文学的深みのある両方なのかも知れないと思った。

一緒に見ていた洋画ばかり見るという日本映画の監督である桂さん(最近校庭に東風吹いてを作られた)はテネシー・ウィリアムズによる戯曲『やけたトタン屋根の上の猫』に似ていると言っていた。

会話で成り立たせるという意味ではストーリーは違うが「欲望という名の電車」や「あるセールスマンの死」のような感じだった。

桂さんと注文もつけながら一緒に朝霞台まで帰ったのだがその内容は渡辺さんに直接伝えよう。

作 アレクサンドル・ガーリン

訳 堀江新二

演出 鈴木龍男

出演 渡辺美英子、 前原礼子 西村敏彦 山田タケシ

芝居は4日日曜日までやっています。

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