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カテゴリー「芝居」の記事

2025年7月24日 (木)

1人芝居『マリヤの賛歌』の吉川公演が終わった

 7月21日にImg_8382 Img_8384 Img_8390

思い起こせば去年の6月の横浜での公演を三郷吉川ぶんかむらの仲間と見に行ってから一年以上かけて準備して来たものだ。
今まで全く注目されて来なかった日本人従軍慰安婦の問題に陽が当たるきっかけとなればと思います。

アフタートークではゲストに主演の金子順子さん、作者のくるみざわしんさんの他に参議院議員を24年務めた吉川春子さんをお迎えしました。今もジェンダー平等運動に取り組んでおられ議員時代の反省も含めてじっくり語られました。
私は空襲被害者救済の運動にも最近関わっているがそちらにも、日本人従軍慰安婦にも一円の支援も行われていない。共に生存者が居なくなっている状況ですが、救済法が必要だと思います。

この公演には230人の方に参加頂き興行的にもまずは成功だったと言えると思います。

アンケートの中にこう言うものがありました。
ーー
素晴らしい作品でした。金子さんのお芝居も素晴らしかったし、アフタートークでの情報、お三方のお話しも大変感銘しました。
時間の流れがこれらの歴史を風化させてはいけないことだと思います。
ーー
 時代が逆行して戦前への回帰をしているように見える今の状況を芝居を見ながら思っていました。

今回の舞台装置は写真で分かりますが横浜での舞台装置と全く違うものだった。特に照明の当て方が斬新なものだったと思います。

横浜での公演の短歌と写真です。

2024年6月16日(日)
マリアの賛歌1
https://ootsuru.cocolog-nifty.com/blog/2024/06/post-a8abc0.html

2024年06月18日(火)
マリアの賛歌2
https://ootsuru.cocolog-nifty.com/blog/cat24048427/index.html

以下関連Facebookです。
雪田きよみさん
三郷吉川ぶんかむら

以下チラシの内容です。
日本人「慰安婦」の事実を告白した城田すず子さん
原案/「マリアの賛歌」城田すず子
作/くるみざわしん
演出/岩崎正裕(劇団 太陽族)
出演/金子順子(コズミックシアター)
 
城田すず子さんは 1985 年に『マリヤの賛歌』を出版し、「慰安婦」であったこと告白した数少ない日本人女性の一人です。戦後城田さんは本当の愛を求め続け、更生施設「慈愛寮」と出会い、その後回復への道を歩み始めました。城田さんは同じように虐げられ、傷つき、家なき女性たちが生涯自立しながら暮らせるコロニーの設置を目指しました。そうしてできたのが、南房総の「かにた婦人の村」でした。この村の小高い丘の上
には「噫(ああ)従軍慰安婦」の文字が刻まれた大きな石碑が、海を見渡すように建立されています。城田さんが依頼し、依頼を受けた深津文雄牧師が「二度と繰り返してはならない歴史の事実」として建立した石碑です。困窮した女性が性を生業にせざるを得ない現実は今も続き、沖縄での米兵による性暴力がまた発覚し、ウクライナでもガザでも多くの女性が性被害を受け、女性の「性」は世界中で未だ傷つけられ続けています。
こうした社会の中で、城田さんの願いを込めた石碑は今何を叫んでいるでしょうか。

この夏2泊3日で自転車による南房総を一周することを計画している。その中にカニタ婦人の村https://ja.wikipedia.org/wiki/かにた婦人の村の従軍慰安婦の碑を訪れることを入れようと考えている。
写真を3枚添付します。

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2024年6月18日 (火)

マリアの賛歌2

Img_5550

(主催者)

Img_5549

(主演女優の金子順子さん)

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(脚本のくるみざわしんさん)

20240618()

マリアの賛歌2

 

金子順子さん

大阪女優の会代表

 「マリアの賛歌」を演じ切りたり

 

金子さんの

カニタ婦人の村の石

 芝居の度に表情が変わると

 

行政から

慰安婦の碑の存在言われる

 施設の建て替え申請時に

 

南の海に叫ぶ

城田さんそっと抱き寄せる

 カニタ婦人の村の天羽道子さん

 

「みんな、ここに帰っておいでよ」城田さん除幕式で叫ぶ

 「噫(ああ) 従軍慰安婦」の碑

 

フィクションが

ノンフィクションを超える瞬間がある

それぞれに別の人生があるから

 

『どうぞ神様助けてください』

毎夜のすず子の星空への祈り

 

この芝居を

三郷吉川でもやろう

 アフタートークの後に決めたり

参考

https://nb.verda.bz/pickup/マリヤの賛歌-石の叫び/

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2024年6月16日 (日)

マリアの賛歌1

Img_5547

2024年6月16日(日)

マリアの賛歌1

 

マリアの賛歌

日本人従軍慰安婦の物語

 金子順子は城田すず子になる

 

城田すず子は

ノンフィクション

フィクションがだからこそノンフィクション超える

 

「みんな、ここに帰っておいでよ」

一人芝居

 「マリアの賛歌」の最後の言葉

 

この国は

加害の歴史を消そうとしている

「慰安婦」の文字教科書から消した

 

カニタ婦人の村

天羽さんの訴えストレート

 アフタートークの後の訴え

 

カニタ婦人の村

五十嵐施設長訴える

 従軍慰安婦の記憶消すなと

 

行政から

慰安婦の碑の存在言われる

 施設の建て替え申請時に

 

自分らと

同じように他人を大事にする

 差別をなくすに必要なこと

 

参考

https://nb.verda.bz/pickup/マリヤの賛歌-石の叫び/

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2017年2月12日 (日)

リーディング「コペンハーゲン」を観た

Photo

・相補性原理=「量子力学においては、『粒子』と『波動』といった互いに排除的な概念は同時に互いに補完的であり、そのどちらか一方では完全な記述はできない」とするボーアが提唱した原理。

・不確定性原理=「粒子の位置と速度を同時に正確に測定することはできない」というハイゼンベルクの原理。

これを理解出来る人は少ないだろう。文系の人間にはちんぷんかんぷんです。

この二つの理論を提唱したユダヤ人とドイツ人の朗読劇「コペンハーゲン」を夕べ観た。

この二人とボーアの妻の三人の朗読劇である。
これ程難しい内容をよくよく劇にしたと思う。
特にローゼンブルク役の方のアクション付きの朗読は素晴らしく台本を見ない事も多く、殆どの言葉を暗記しているようだった。

台本があるとはいえ2時間50分間3人がしゃべり続けるというのも大変なことだ。

特にハイゼンベルク役の山内榮治さんの朗読は素晴らしく殆どセリフを暗記している感じでたびたび台本を離して語りかけていた。

物理学の言葉の難しさはあるが、共に原爆開発に関わった双方の苦悩(特ハイゼンベルク)は人間の真実に迫るものだ。

演出の鈴木龍男さんはチラシにこう書いている。

「先の戦争で結果的に多くの演劇人が戦争協力の波に飲まれていったことは事実だ。演劇という文化が人の心を集団的につかまえてしまう要素をつよく持っているが故に苦渋が残る。しかし、それを単純に批判することができるだろうか。自分たちの魂を失わずに、しかし生き抜いていかなくてはならない。 良心と日々うごめいていく情勢の中で格闘する日々がもう始まっている。 自分の頭と体で考えることをやめてはならない、そう言い聞かせながら舞台に向かっている。」

演劇人の持つ強い問題意識を感じる。


池小は元池袋小劇場で発足以来「今日性、社会性のある作品を舞台に!」が創造目標という。

このリーディング「コペンハーゲン」はまさにすぐれて「今日性、社会性のある作品」と言えるだろう。

池小の更なる発展に期待します。


続きを読む "リーディング「コペンハーゲン」を観た"

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2016年12月 2日 (金)

「ジャンナ」を観た

Photo


創造集団池小も芝居「ジャンナ」今夜中板橋新生館スタジオで観た。
主演の渡辺美英子さんは文団連の幹事仲間なので観に行った。

芝居を観た事そのものが大変久しぶりだった。

ゴルバチョフのソ連時代のお話が原作で時代設定も登場人物もその当時のままだった。

私立病院は無く医者は貧しかったソ連時代の時代背景の理解が必要と訳者がパンフレットに書いていたが
未亡人や最寄りのない男性の面倒ばかりを医者の妻の紹介でするという若い男が登場する物語だ。

今の日本に置き換えてもいいような物語だった。

ただ、私は寝ないで縁者から2m位の所の最前列で観ていたのだが勿論、原作を読んでないので、この若者が善人なのか悪人なのか最後まで分からなかった。

或いは文学的深みのある両方なのかも知れないと思った。

一緒に見ていた洋画ばかり見るという日本映画の監督である桂さん(最近校庭に東風吹いてを作られた)はテネシー・ウィリアムズによる戯曲『やけたトタン屋根の上の猫』に似ていると言っていた。

会話で成り立たせるという意味ではストーリーは違うが「欲望という名の電車」や「あるセールスマンの死」のような感じだった。

桂さんと注文もつけながら一緒に朝霞台まで帰ったのだがその内容は渡辺さんに直接伝えよう。

作 アレクサンドル・ガーリン

訳 堀江新二

演出 鈴木龍男

出演 渡辺美英子、 前原礼子 西村敏彦 山田タケシ

芝居は4日日曜日までやっています。

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