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カテゴリー「文学」の記事

2025年5月28日 (水)

野口雨情を尋ねての旅

2025年5月28日(水)

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渚辺は『白砂』に

遊べりは「『たわむる』

 啄木の名歌は雨情との合作

 

啄木と

雨情が小樽で活躍したこと

 ChatGPTはないと断定

 

啄木の

「悲しき思い出」AIに示せば

 雨情と啄木の小樽を語る

 

啄木は

雨情が死んだと誤解して

「悲しき思い出」書く小樽のことも

 

雨情記念館

太平洋に面してあり

 二階の展示品は壮大な海

 

雨情の座像

記念館の正面にシャボン玉を

 吹かせて在りぬ

 

沢山の

童謡作りし野口雨情

 そのそれぞれに深き意味あり

 

雨情の生家

海風受ける土地にあり

 アメリカまでも見据えていたか

 

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2025年4月16日 (水)

地に足をつけた石川啄木は

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地に足をつけた石川啄木は

 

「飛行機」は

日記を詩にて表現している

 池田功氏は啄木を語る

 

金田一が

女であったら結婚したいと

 書いた啄木恋多き人

 

啄木の

転向論は意図的創作

 保守的思想の金田一京助の

 

子規褒めし

伊藤左千夫の牛飼いの歌

 啄木の歌に通底するか

 

晩年に

啄木的な歌を残している

 土屋文明付和雷同せず

 

長生きしても

「前衛派」の歌は作らなかっただろう地に足をつけた石川啄木は

 

2013啄木祭

https://ootsuru.cocolog-nifty.com/blog/2013/04/2013-9ffe.html

 

啄木祭

「啄木と大分」語りけり 

 フンドーキン醤油創業一族との

 

三郷啄木祭

六度目となりこの年は

 やっと八重桜咲き染めるなり

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2025年1月 3日 (金)

菫の程の小さき人に生まれたし

菫の程の小さき人に生まれたし

『凡人のためのあっぱれな最期 古今東西に学ぶ死の教養』を読みました。本書は著者・樋口裕一氏が、61歳で乳がんにより亡くなった妻の最期を通じて「あっぱれな最期」とは何かを探求した作品です。

妻の死に際して家族が悲しみや混乱の中にいる中、彼女は嘆かず、恨まず、泰然と死を迎えました。

 

この経験を基に、著者は夏目漱石の句「菫程の小さき人に生まれたし」に触発され、「小さき人」としての生き方と死に方を考察しています。

古今東西の文学や哲学を引用しながら、平凡な人々がどのようにして立派な最期を迎えることができるのか、その生き方や心構えについて深く考察しています。

 

感想

1. 死を教養として学ぶ

  • 死を単に忌避するものではなく、生きる上で必要な「教養」として捉えています。
  • 読むことで、死について考えることが「生」を深く理解する行為であると気付かされます。

2. 古今東西の豊富なエピソード

  • ソクラテスは「死は悪ではない」と考えていた。
  • 武士道や日本の伝統文化における「潔い最期」の美意識。
  • 古代ギリシャから現代日本まで、幅広い時代や文化の事例が紹介されています。
  • 歴史や文学、宗教に触れながら、普遍的なテーマである死に関する知恵や考え方を学べています。

3. 平易でユーモアのある語り口

  • 難解になりがちな死というテーマを軽いタッチでは書いています。

4. 「凡人」に焦点を当てた視点

特別な人物ではなく「凡人」に向けて書かれている。

  • 「あっぱれな最期」とはどういうものか考えさせられた。

5. 現代社会における死の課題に触れる洞察

  • 高齢化や孤独死、延命治療など、現代特有の死にまつわる問題にも触れています。
  • その中で、どのように死と向き合うべきかという実践的な示唆が得られます。

 

読み終えて

  • より良い生き方とは何か、自分の最期はどうあるべきかを考えさせる。
  • 死は普遍的なテーマなので
    古今東西の死生観を知ることでしっかりと今を生きられる気がする。
  • 現代の医療現場で直面する延命治療の是非についての議論が深く考えさせる。

 

私の高校同期の樋口裕一さんの博識豊かで人間味あふれる書き方が秀逸です。

これから人生の最期を考えねばならない人におすすめです。

 

https://www.amazon.co.jp/凡人のためのあっぱれな最期-古今東西に学ぶ死の教養-幻冬舎新書-718-樋口-裕一/dp/4344987209/ref=sr_1_1?__mk_ja_JP=カタカナ&crid=1YJC9K598IGMZ&dib=eyJ2IjoiMSJ9.twHPhjISIehI5TMKk1wC780QHUGsdNL4o-l2Td8HcuCXL-GiyZAQXatNq6wE8gNC9MXgNln7YJPjDCmpYMJfph6fLsyURNT-xAVAaCnneNo.izMWqyUgtLixS7LeC8XPaoHG_Nd4YbMjX0jFJBHdT7s&dib_tag=se&keywords=凡人のためのあっぱれな最期+古今東西に学ぶ死の教養&qid=1735884259&sprefix=凡人のためのあっぱれな最期+古今東西に学ぶ死の教養%2Caps%2C188&sr=8-1

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2024年10月31日 (木)

「世界文学としての源氏物語~ウェイリー訳から「らせん訳」へ」

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今夜日比谷図書文化館で「世界文学としての源氏物語~ウェイリー訳から「らせん訳」へ」という講演を聞いた。

 

講師は毬矢 まりえ(俳人、評論家)と森山 恵(詩人、翻訳家)という姉妹

 

「らせん訳」というのは彼女らの造語で英訳の日本語訳は通常は「戻り訳」というのだろうが、Aが訳されてBになりそれを時間や空間を越えて訳し戻しているので「らせん訳」という。

写真の中でらせんの絵があるのがそれだ。ヘーゲルの弁証法だ。

 

以下サイトから

ーー

英語に翻訳された紫式部/レディ・ムラサキの『源氏物語/ザ・テイル・オブ・ゲンジ』をご存知でしょうか。約100年前、イギリス人アーサー・ウェイリーによって『源氏物語』は英語に全訳されたのです。世界に「シャイニング・プリンス・ゲンジ」が輝き出た瞬間です。「世界最高峰の文学作品」とイギリス・ヨーロッパで激賞されたウェイリー源氏を、わたしたち姉妹は現代日本語へと再翻訳しました。「らせん訳」とはなにか。翻訳をとおしての発見や、世界文学としての『源氏物語』を語ります。いま話題の源氏物語を覗いてみませんか。https://www.library.chiyoda.tokyo.jp/information/20241031-2_194/

 

100分de名著でも8月に紹介されている。

 

https://www.nhk.jp/p/meicho/ts/XZGWLG117Y/blog/bl/p8kQkA4Pow/https://

 

二人の書かれた『レディ・ムラサキのティーパーティ らせん訳「源氏物語」』を買った。

 

www.amazon.co.jp/レディ・ムラサキのティーパーティ-らせん訳「源氏物語」-毬矢-まりえ/dp/4065345952/ref=sr_1_1?__mk_ja_JP=カタカナ&crid=18SR00S5TFR0U&dib=eyJ2IjoiMSJ9.QNa16RkHotHFlYXNj_-sZAWarA7g0nJFhInYxqeUnebGjHj071QN20LucGBJIEps.wmbMixSxYVWPRtkXDFON-cGErWzbQKEazVZbLpz0QL8&dib_tag=se&keywords=源氏物語+らせん&qid=1730377706&sprefix=源氏物語+らせん訳%2Caps%2C220&sr=8-1

 

源氏物語に俄然興味が出てきた。

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