「世界文学としての源氏物語~ウェイリー訳から「らせん訳」へ」
今夜日比谷図書文化館で「世界文学としての源氏物語~ウェイリー訳から「らせん訳」へ」という講演を聞いた。
講師は毬矢 まりえ(俳人、評論家)と森山 恵(詩人、翻訳家)という姉妹
「らせん訳」というのは彼女らの造語で英訳の日本語訳は通常は「戻り訳」というのだろうが、Aが訳されてBになりそれを時間や空間を越えて訳し戻しているので「らせん訳」という。
写真の中でらせんの絵があるのがそれだ。ヘーゲルの弁証法だ。
以下サイトから
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英語に翻訳された紫式部/レディ・ムラサキの『源氏物語/ザ・テイル・オブ・ゲンジ』をご存知でしょうか。約100年前、イギリス人アーサー・ウェイリーによって『源氏物語』は英語に全訳されたのです。世界に「シャイニング・プリンス・ゲンジ」が輝き出た瞬間です。「世界最高峰の文学作品」とイギリス・ヨーロッパで激賞されたウェイリー源氏を、わたしたち姉妹は現代日本語へと再翻訳しました。「らせん訳」とはなにか。翻訳をとおしての発見や、世界文学としての『源氏物語』を語ります。いま話題の源氏物語を覗いてみませんか。https://www.library.chiyoda.tokyo.jp/information/20241031-2_194/
100分de名著でも8月に紹介されている。
https://www.nhk.jp/p/meicho/ts/XZGWLG117Y/blog/bl/p8kQkA4Pow/https://
二人の書かれた『レディ・ムラサキのティーパーティ らせん訳「源氏物語」』を買った。
源氏物語に俄然興味が出てきた。
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