芸能人の生活保護受給バッシングの背景は。
芸能人の生活保護受給バッシングが喧しい。
次長課長の河本氏の母親の問題
http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2012/05/29/kiji/K20120529003354200.html
キングコング藤原氏の母親の問題
http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2012/05/29/kiji/K20120529003350220.html
貧困者は国が面倒を見るものではなく近親者が見るものだというのが自民党の基本的な方針で生活保護費を削り企業への貢献をするという党だ。
私はこの党の方針は「健康で文化的な最低限度の生活」の保証義務を国に課した憲法25条に反すると思う。
その党の「生活保護に関するプロジェクトチーム」の座長とメンバーが片山さつきと世耕弘成。
その党が2012年4月9日に発表した生活保護制度に関する政策は以下の通りです。
�生活保護給付水準の10%引き下げ、
�自治体による医療機関の指定、重複処方の厳格なチェック、ジェネリック薬の使用義務の法制化などによる医療費の抑制、
�食費や被服費などの生活扶助、住宅扶助、
教育扶助等の現物給付化、
�稼働層を対象とした生活保護期間「有期制」の導入
などが並び、憲法25条に基づき、住民の生存権を保障する最後のセイフティーネットとしての生活保護制度を確立するという視点を全く欠いた、財政抑制のみが先行した施策となっている。
マスコミも使いこの方針に基づいて今回の一連のキャンペーンは行われている。
毎日新聞5月26日
http://mainichi.jp/sponichi/news/20120526spn00m200002000c.html
によると片山氏は「最大の目的を達した」という。
如何にこの問題が自民党により周到に準備されていたかを現している。
吉本興行側は問題なしとして河本氏は芸能活動を続けられることになったようだから河本氏の件は一件落着となったようだ。
片山さつき氏は18日、自民党の世耕弘成参院議員とともに吉本側から事情説明を受けた際に「不適切な受給額を返納し、本人が直接説明すべき」と提案。河本が提案を全て実行したことに、「この制度にもらい得はないと訴える最大の目的は果たした」と理解を示した。
以下紹介記事です。
最近のコメント