安倍首相とコムスンの折口会長の関係
きっこのブログに安倍首相とコムスンの折口会長の関係をあらわす対談が紹介されていました。
安倍首相は問題ある人物とは必ず関係をを持っているのに感心する。
それを教えてくれるのがマスコミでなくきっこさんというのもパターンである。
きっこさんは中身に触れてないのでこの対談から少し拾ってみよう。
公的な介護に対する自民党の考え方がよく出ているのがここ
安倍 介護保険制度が導入されたときに、私は自民党社会部会長をやっていて、当時の亀井政調会長の下で、保険料徴収を延期する、しないという大論争がありました。結果的には国民的な動きを起こすきっかけになり、スムーズに介護保険制度をスタートすることができたと思います。一番大きな問題は、新たに国民のみなさまに負担していただくわけですから、それを納得していただけるかどうかです。日本はずっと家族介護でした。家族介護を実現するためにはインフラが必要です。昔は大家族がいて、それを支える地域のコミュニティがあった。今は残念ながら、その基盤がほとんどなくなってしまった中で家族介護をやると言っても、かえって家族の絆が失われる危険性がある。介護保険制度導入の際、自民党内にも大変大きな批判がありました。一部の割とラジカルな人々の中には、もう家族でやるものではない、社会が、国が、やるものだという方もいました。 介護を他人まかせにしていいのだろうか、家族の絆を薄めていくものになりはしないかという議論もあったのです。私はその意見には極めて抵抗を感じました。むしろ家族の絆を守るために、介護保険の導入が大切だという位置付けなのです。そういう大論争もあったのですが、その観点は大切です。施設介護もやり、在宅介護もやる。在宅というのは家にいて、子どもたちとも一緒に生活し、家族のぬくもりを維持しながら、国や社会が責任を持っていくという姿勢だと思うのです。
コムスンへの熱い期待を述べているところはここ
安倍 あとはやはり民間の方の機動力で「事業として成り立つ」ことが大切ですね。今まではそういう制度は全部、国が税金でやっていた。そうなるとやはり悪い意味での親方日の丸になりますし、頼むほうも頼みにくい。介護措置されるということですからね。介護保険制度が導入されて、みんな権利として使える。これが私は非常に大事な要素だと思います。そういう中で、コムスンは一生懸命やっておられる。ただ、これからの課題は今のペースで要介護者が増えていっていいのだろうかということです。介護保険制度が理解されればされるほど、利用率は高まります。ある意味ではいいことですが、厚生労働省の予想を上回って利用給付が増えてくると、介護保険料と税金に頼っていますから、成り立たなくなる危険性があります。大切なことは、安易に要介護者を増やさないように、予防に力を入れることです。その時にも、民間の介護をやっている人たちのノウハウを活かしてもらえたらと思います。
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